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今回は、200ボルトが使える配線方式をご紹介いたします。
Q1 単相3線式配線ってなあに?なんかむずかしい特別な配線みたいね |
いえいえ、そんなことはありません。現在新築住宅の約98%はこの配線です。簡単に言えば3本の電線で電気を送る配線のことで、3本のうち2本の配線を使い分けて100ボルトと200ボルトの両方の電気器具が使えるようにすることなんです。 ちょっとお宅の分電盤をご覧下さい。赤、白、黒と3本電線があれば、もうそれは「単相3線式配線」なんです。 |
Q2 電気代が高くなりませんか? |
200ボルトといっても100ボルトの倍の電気が流れるわけではなく、同じ仕事をするのであれば消費する電力量は同じですので、電気代は変わりません。 |
Q3 どんなメリットがありますか? |
仕事時間が短縮されます。200ボルトでパワーアップした分、100ボルト器具より早く仕事がすむのでちょっとしたゆとりができます。 また、将来回路を増やして、契約アンペアを大きくする場合にも便利です。 |
Q4 200ボルトの電気器具はすぐ使えますか? |
200ボルトの電気器具を使うには、専用の回路とコンセントが必要です。200ボルトが使用できる回路をもうけて、そこから各部屋に通じるコンセントも200ボルト専用にする必要があります。200ボルト専用コンセントは、間違えて100ボルト器具を差し込まないように形が違っています。 |
Q5 単相3線配線に変更するにはどうしたら出来ますか? |
変更する場合は電気工事店で行う引込みケーブルの張替えと単相3線用分電盤取替え工事が必要になります。その場合、東京電力への契約変更の手続きも同時に依頼することになります。 単相3線式配線への切替え工事費は約105,000〜135,000円程掛ります。 200ボルト専用コンセント工事は1個所約12,000円位です。 家の広さや分電盤の回路数などで工事費に差が出ます。見積りをさせていただきます。 |
赤、白、黒の3本線で接続されています。左側が東電のブレーカーで、その右側が
漏電ブレーカーです。その右側に上下12個の分岐の安全ブレーカがついています。