インターネットビジネスを成功させるコツは何か 2000.1.13記
報告者 インターワイヤード梶@社長 斉藤義弘氏
2000.1.12(水)東京同友会 異業種交流委員会

発表者の斉藤氏は同友会ではよく話をされている方です。
既にあちこちで話をされているのですが、中々機会がありませんでした。
私は是非一度話を聞きたいと思っていました。今回、やっと念願がかなって講演を聴くことができました。
以下はその中身を私なりにまとめた報告です。もともと浅学の私ですので、誤解や曲解の部分もあると思いますがあくまでも、私の理解の範囲内とお考え下さい。

インターネットを活用する」ことと「インターネットビジネスをする」こととはちがいます!
インターネットは既にビジネスツールとしては確立している。

電子メール、メーリングリストの活用
ホームページで情報の発信
Webで仕事の情報を集める等々は、当たり前でこれが出来ていないのは時代遅れといっても過言ではない。
しかし、現状ではインターネットを使えない「インターネットの空白層」が存在する。それは誰か?
それは「中小企業の経営者層」です。

インターネットビジネスとは

インターネトは中小企業が初めて手に入れた安価なマスメディアである。
このマスメディアとしての捉え方から、自分のビジネスを発想していくことが最も肝心である。
そうすると、そこから何が考えられるか!

Webマーケティング 中小企業が不可能だった市場調査が可能になった。
文房具やさん「広文堂」の実例
 売上減少 なぜか?インターネットを利用してネガティブアンケートを実施した。お客様の不満がよくわかった。その線に沿って、お客様満足の店創りををした。いんたーねっと通販も始めた。
自社の例(斉藤社長の会社はパソコンや通信関係のケーブルや特殊な発熱線を製造販売している)
生産財の製造会社でソフトマーケティング

自社のお客様から見られるページ、検索に引っかかるページにするにはどうするか?
入口の研究 検索サイトの研究、キーワードの研究 業界の技術者にしか通じないキーワードで1,2件しか検索に引っかからないようにする

インターネットの現状と問題点
インターネット市場 日本現状650億円が2003年には3兆円になる
これは3兆円の市場が創造されるのではなく、お客様の「買い方」がかわることで、既存の「売り方」が成り立たなくなることを意味している。
楽天市場の現状 月5億円の売上で1700社が参加している 1社平均30万円の売上? いかに売れないかを経験するためにも参加してみるのも手
B TO B(企業間取引) 現状8.6兆円が2003年には68.3兆円になる

ホームページ開設に向けて
サイトプロモーションの重要性
STEP 時間配分の現状 理想的な時間配分
WEBのプランニング 10%
コンテンツ収集・制作 5%
ページ作成 80%
サイトの売りこみ 5%
合計 100%

理想的な時間配分は?
サイトの公開までの時間と経費と同じだけのエネルギーをサイトを知ってもらうために掛ける覚悟が必要である。ホームページの公開はまだ配っていないチラシの山と同じことである。

中小企業にとってのインターネットビジネスチャンスとは
中小企業のインターネットビジネスの成功例
 参考URL
その他
内容割愛いたします。

大変刺激のある、そして内容豊かな講演でした。当社もホームページを公開したばかりで、内容も充分でなく
まして、サイトプロモションなど手についていない状況です。これからも皆様の役に立つページを目指しますので今後ともご支援下さい。
発表者の斉藤氏の指摘により1部訂正致しました。2000.1.14片岡

問い合わせ先 インターワイヤード株式会社
http://www.interwired.co.jp/
saito@interwired.co.jp

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